FAQ
- 調査から報告書納品まで、どのくらい日数がかかりますか?
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調査後、画像処理・解析を経て、報告書を提出いたします。納期は通常1〜3週間です。劣化の量・調査面積・時期によって変動致します。
調査後の基本的な流れは以下の通りです。
【1】画像処理・解析
撮影した赤外線画像と可視画像を専用ソフトで処理し、異常箇所(浮き・ひび割れ等)の抽出・分析を行います。
【2】報告書作成
建物の図面に調査結果をプロットした「劣化分布図」、解析画像、判定コメントを含む調査報告書を作成します。
【3】報告書の提出
報告書はPDF形式のデータで納品いたします。ご要望がございましたら、冊子の印刷で納品も可能です。
※ご希望の納期や報告書のフォーマットがある場合は、調査前にご相談ください。柔軟に対応いたします。
- どんな建物でも赤外線調査は可能ですか?
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基本的には多くの建物で対応可能ですが、仕上げ材の種類によっては難易度が変わります。以下をご参照ください。
調査可能 ・RCタイル貼り
・ALC・PC板タイル貼り
・ALC、サイディング(水分滞留)
・モルタル
・打ちっぱなし調査困難 ・光沢のあるラスタータイルや鏡面タイル
・凹凸があるタイル
・材料が異なる組み合わせのタイル
※二時刻間解析といった手法で調査自体は可能ですが、難易度が高く、劣化の検知精度は低い調査不可 ・レンガなどの組積造
・団子張りタイル
・乾式モルタル張り調査困難な仕上げ材は、ラスタータイルに関しては、洗浄により光沢が失われている場合、通常通り調査できる可能性があります。2色以上の組み合わせの外壁は、調査が難しいケースと問題なく調査できる場合があります。
- 複数棟まとめて依頼すると、費用は安くなりますか?
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はい、ご依頼内容によっては、見積費用を調整致します。
例えば以下のようなケースでは、作業効率が高まるため、調査費用を抑えたご提案が可能です。
- 同じ敷地内や近隣に複数棟の建物がある場合
- 同日に複数棟を連続して調査できる場合
- 面積が大きく、調査範囲が広い場合
- 複数回の継続的なご依頼がある場合
現地への移動や準備が一度で済む分、1棟あたりの費用を抑えて調査できます。
- 対応エリアはどこですか?
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九州を拠点に、東京や関東エリアの調査依頼にもお応えしています。「こんな場所でも対応できる?」などお気軽にご相談ください。対応エリアの詳細はこちらをご覧ください。
- 日射が当たらない壁面は一部打診調査で対応できますか?
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陰面は、打診調査など別の手法で対応可能です。
赤外線外壁調査では、太陽光による熱の吸収・放出の差を利用して、タイルの浮きなどを検出します。
そのため、以下のような条件では精度が低下する可能性があります。- 北面など一日中日射が当たらない壁面
- 影になっている隣接建物に囲まれた外壁
調査目的によって二連梯子・ロープ・高所作業車等による打診調査や目視調査で対応致します。
- 見積には何が必要ですか?
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「調査物件の名称・住所」と「設計図書(立面図・平面図)」をご用意いただければ、見積が可能です。もし図面が手元にない場合でも、GoogleEarth等で対応できますのでお気軽にご相談ください。
図面データはinfo@dronemate.co.jp宛てにお送りください。
- 近隣住民や施設利用者への配慮はしていますか?
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はい、事前に通知文書を配布し、安心して調査を迎えていただけるよう配慮しております。
調査の数日前に、施設の管理者・居住者・周辺住民の方々へ事前通知書を配布しています。
内容には以下のような情報を明記しております:- 調査の実施日・時間帯
- ドローンを使用する旨と安全確保への配慮
- 音や視覚的な影響がある可能性
- 問い合わせ先の連絡先
特にマンションや学校・病院などの施設では、不安を感じる方が出ないよう十分な説明を心がけています。
また、管理会社様のご要望があれば、理事会・総会などで使用いただけるお知らせ文書のテンプレートもご提供可能です。
掲示用の案内文や、配布資料のフォーマットなど、必要に応じて柔軟に対応いたします。