ドローン赤外線外壁調査の紹介動画
ドローンによる赤外線調査とは
ドローンによる赤外線調査は、赤外線カメラで外壁の温度をデータとして取得し、目に見えない浮きや水分を調査する手法です。


どうやって浮きを調査している?

躯体とモルタルが剥離すると空気層ができます。その空気層が日射の熱を断熱するため浮きは高温になります。
赤外線カメラで1ピクセルごとに温度を測定し、解析ソフトをしようして浮きを特定します。
下地浮きの場合、剥落の恐れがある浮き(浮き代が大きい)は温度差が大きく、高温分布の形状がはっきりしているといった特徴があります。
ドローン赤外線外壁調査は、国土交通省が”定期報告における外壁の全面調査の調査法”として正式に認める手法です。

ドローン外壁調査の4つのメリット
01劣化状況の把握

足場やゴンドラを立てずに、外壁がどれくらい劣化しているか把握できます。「ドローンによる赤外線調査」と「手の届く範囲の打診調査」を組み合わせることで、より正確な浮き数量を把握できます。
02大幅なコスト削減

従来の足場を組んでの打診約14分の1、ゴンドラの約6分の1の価格で調査が可能です。足場やゴンドラが不要なため、外壁の劣化が進行していない場合は調査費用のみとなります。
0312条点検

令和4年1月18日より、建築基準法が改定され定期報告における10年に一度の全面打診の調査法の一つとして、ドローンによる赤外線法が正式に認められました。当社は、建築士事務所と連携してガイドラインに基づいた報告書を作成致します。
04スピード調査

ドローン赤外線調査では、ご相談から最短3日以内の調査も可能です。また、ドローンメイトは報告書作成業務を一部自動化しているため、複数棟のご依頼にも対応可能です。
見積りサンプル
ドローンならゴンドラの4分の1、高所作業車の2分の1で調査できます。
ドローン+打診調査

調査建物 | RC造 11階建て タイル仕上げ 延べ床面積5,887㎡ | |
赤外線調査面積 | 3,000㎡(+打診調査300㎡) | |
品名 | 調査計画書 飛行許可申請 ドローン機器損料 安全管理者 ドローンによる撮影 打診調査 赤外線画像解析 劣化分布図 報告書作成 事前通知(近隣・施設利用者) 諸経費 | |
合計 | 748,619円 |
ゴンドラ

調査建物 | RC造 11階建て タイル仕上げ 延べ床面積5,887㎡ | |
打診調査面積 | 3,300㎡ | |
品名 | ゴンドラレンタル(一式) ゴンドラオペレータ 現場常駐員 ゴンドラ盛替え 打診調査 劣化分布図 報告書作成 諸経費 | |
合計 | 2,979,600円 |
調査料金
調査面積1㎡あたり約120~350円
※調査面積によって単価は前後します。概算お見積を無料で作成いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
調査面積1㎡あたり
120~350円
※調査面積によって単価は前後します。概算お見積を無料で作成いたしますので、お気軽にお見積りください。
赤外線調査は外壁1㎡あたり約120~350円程度です。(事前調査、報告書作成、通知等を含む)
赤外線調査の浮き数量算出、目視調査、打診調査の有無によって調査費用は変わりますので、詳細は御見積りをご依頼くださいませ。
複数棟同日調査、複数棟の一括依頼、3,000㎡以上の調査面積が広い物件は1㎡あたりの単価が下がります。
Googleストリートビューなどネットで情報収集し概算見積りを無料で作成。調査の目的や物件の周辺状況などを考慮して、適切な調査内容をご提案致します。
赤外線カメラで撮影した浮きや爆裂の事例
集合住宅、病院施設、老人ホーム、商業ビル等の民間施設。庁舎、学校施設等の公共建築物の調査実績あります。下記は浮き・爆裂の赤外線画像です。




















報告書のサンプル






手の届く範囲の打診の併用
ドローンによる赤外線と手の届く範囲の打診調査との組み合わせでコストを抑えて広範囲を効率よく調査できます。また、赤外線の診断をする技術向上の目的で可能な限り打診で2重チェックを行います。
二連梯子で高さ8m(約2階)まで対応可能です。その他、窓からの打診、共用部の廊下からの打診等ご相談ください。
打診棒各種取り揃えており、外壁の仕上げ材によって使い分けています。(1m、2m、かぼちゃ玉、タル検ハンマー、3m打診棒、精密診断打診棒)


浮き音が判別しにくいモルタルは、重さのあるテストハンマーもしくは精密診断打診棒をメインで調査します。(2m打診棒と精密診断打診棒の比較テストを行った結果、浮きの検知率に差がありました)
目視および打診調査の報告書はロングライフビル推進協会『タイル外壁及びモルタル塗り外壁定期的診断マニュアル(第 4 版)』を指標として作成します。
ドローンによる目視調査も

ドローンによる外観目視調査でひび割れ、白華現象、錆水の付着、汚れ、欠損、剥落、ふくれ等の劣化現象を調査します。正対した位置から4800万画素のズームカメラで撮影するため、足場を組まずにひび割れを調査できます。
赤外線調査の範囲について

外壁調査の範囲が指定されている場合(赤外線、脚立・梯子、内部から、高所作業車、足場仮設等)はそれを元に、見積書を作成致します。
赤外線調査範囲の指定がない場合はご相談ください。赤外線で調査可能な範囲、打診が適している範囲を示した提案書と御見積書を作成致します。
赤外線撮影は撮影枚数によって単価が変わるため、窓等を含む計算になります。打診調査は、打診を実施する面積によって単価が変わるため窓等を除外した面積を算出します。
季節や撮影面にもよりますが地上1階は地面からの熱の影響により赤外線調査は不向きのため、打診調査を検討します。
使用機材

DJI社 MATRICE30T
30万画素(640×512)の高画素で特定建築物定期報告における赤外線調査に対応できる機体です。(25mm/pixで撮影する際は18.95mまで離れて撮影可能)
サーマルカメラが画角61度と広角なので撮影距離の確保が難しい都市部の建物の撮影に適しています。
6方向に障害物センサーが搭載されており安全性に優れています。手持ちで撮影できるため、地上での赤外線撮影も一人で対応できます。
赤外線の資格と加盟団体

一般社団法人街と暮らし環境再生機構 一般会員
所有資格:赤外線建物診断技能師
※赤外線建物診断技能師は、入札の仕様書等で求められる厚生省認定財団による公的資格です。以下の仕様書に必要資格としての記述があります。
「広島市立大学特定建築物等に係る定期調査・検査及び街路灯定期点検業務」
「明石市立明石小学校ほか6校外壁劣化調査・診断業務」
「明石市立明石商業高等学校外壁劣化調査・診断業務」
「岡山大学(鹿田他)特殊建築物等定期調査業務」
「大阪大学特定建築物等定期報告業務」
「綾瀬市役所外壁劣化診断業務」等
ドローンの運用形態
01
ドローン国家資格者が操縦

航空法に基づきドローンの国家資格の取得者が安全第一で操縦を担当します。あらかじめ障害物などを確認し、飛行計画を作成しており現在、事故はゼロです。
02
10億円の賠償責任保険加入

安全には十分に注意をして飛行を行いますが、ドローンは空を飛ぶため墜落する可能性をゼロにはできません。安心環境で調査を実施できるように10億円の賠償責任保険に加入しています。
03
日本全国飛行許可取得済み

大阪航空局より日本全国でのドローンの飛行許可を得ているため、緊急のご依頼でもすぐに対応できます。(別途個別で申請が必要な場合がございます。)
対応エリア
【関東】
東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県
【中部】
新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県
【近畿】
京都府、大阪府、三重県、滋賀県、兵庫県、奈良県、和歌山県
【中国】
鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
【四国】
徳島県、香川県、愛媛県、高知県
【九州】
福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

お問い合わせ
会社概要
会社名 | 株式会社ドローンメイト |
住所 | 〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目23番2号ParkFront博多駅前1丁目5F-B |
代表者 | 代表取締役社長 佐田 成幸 |
事業内容 | ドローンによる外壁調査(可視光・赤外線) ドローンおよび赤外線建物調査のコンサルティング |
適格請求書発行事業者 登録番号 | T4290001103281 |
連絡先 | TEL:092-600-2699 FAX:092-600-2713 MAIL:info@dronemate.co.jp |
サイトURL | https://dronemate.co.jp |
設立年月 | 令和5年10月2日 |
加盟団体 | 一般社団法人街と暮らし再生機構(TERS) |